命を見つめる作業

こんにちわ。

改めて、私が体験したあの3日間の闇はいったい何だったんだろうと考えてみました。

そして、どうして戻ってこられたんだろうということも、考えてみました。

私はあの3日間、今まで経験したことのないどん底にいました。

今までも、自己肯定感が低かった私は、何か嫌なことがあるとすぐに「死にたい」と思っていました。

でも、あの3日間の「死にたい」は、今までのそれとはまったく重みの違う、本当に本気で死のうとしていた3日間でした。

20才の頃も服薬で自殺未遂をしたことがありますが、その時はまだ独身で子供もいませんでした。

今は、子が2人もいるので、状況が全く違います。

その中で本気で死を考えました。

死にたい理由はこうでした。

私は、全てのことに失敗した。

今までは、2度の離婚も、自分の肥やしになっているはずと前向きに考えてやってきたけれど、今回はちがう。

子供から虐待と言われ、児童相談所に通報され、子が2人とも出て行ってしまって、1人ぼっちになってしまった。

そして、仕事もしてはいけないと精神科から言われてしまっている。

それを相談する人もいない。

もう、何もできない。

仕事もできないということは、生きていけないということ。

ということは、私は子供も育てていけない。生きる意味も、価値もない人間なんだ。

本気でそんな風に考えてしまっていました。

どうやったら死ねるか、今ここで死を選んで、死んだ場合にどうなるか。

誰にも知らせなかった場合、1週間程度死体が放置されることになるだろうから、発見した人などは辛いだろう。

発見するであろう人はたぶん私の母親か、長男か。

そんな姿を見たら、とても悲しむだろう。

そんなことを考えて、本当に悲しくて辛くて仕方がありませんでした。

本当に、死を考えていたのです。

死を、すぐそばに、感じました。

今死んだ場合、どうなるか。

本気で、考えました。

そうすると、次々に頭の中に色んなことが浮かんできました。

私の死体を発見して驚きと悲しみに満ちた母の姿。

悲しむというより、残念がっている人たちの姿。

自殺とわかって、困っている救急隊員、あきれている病院の関係者の姿。

私の死を、長男に伝えている母の姿。

それを知って、悲しみと怒りを覚える長男の姿。

私の死を、4才の次男にどうやって伝えようか悩み苦しんでいる母の姿。

私の死を受け入れられず、パニックになる4才の次男。

その姿を見て、悲しみ、怒り、苦しみ、哀れみ、いろんな感情を抱く私の兄の姿。

そういったことが頭に次々と浮かんできて、自分で死を選ぶなんて、とてもできない。

そういう結論に達しました。

でも、生きる価値がないのに、生きている意味がないのに、死ぬこともできないなんて、これ以上の苦しみがあるだろうか!?

そう思うと、また悲しくて苦しくて、どうしようもない深い闇に落ちていく。

そうやって、死ぬこともできず、生きる意味も見いだせず、どん底をただただ味わう、彷徨い続ける、そんな3日間でした。

日常生活を普通に送っている状態で、「自分の命をみつめよう!」と思ったって、なかなかできるものではないし、ここまで死ぬことを意識するって、比べたら怒る人もいるかもしれないけど、死を宣告された人、とか、突然の事故にあって薄れゆく意識の中で「私、死ぬのかな」とか朦朧状態で思っている人とか。

地震でタンスの下敷きになって、身動きが取れないけど意識があって、でもなかなか見つけてもらえない人とか。

わたし、あの3日間でそれに近いことをやってきたな、と改めて思いました。

自分の命を見つめる。

自分が死ぬ、ということを、とことん理解する。死んだらどうなるか、真剣に考える。

ものすごく辛くて苦しかったし、疲れたけれど、3日目から少しずつ気分がサーっと晴れてきたときの、心と体が勝手に軽くなっていく感じは、今でも忘れられません。

そして、3日たって外に出たときの、世界の見え方の違うこと!!

あの驚きは、一生忘れないでしょう。

あの闇の世界に行ったのも、まぎれもない私自身。

そして、そこから戻ってきて、今まるで違く見える世界でとことん幸せを感じているのも、嘘みたいだけど、私自身。

全て、私だったということが分かりました。

今まで私に起きてきた、良いこと、悪いこと、その全ての経験が、すべて私自身だった。私自身が選択してそういう経験をしてきたんだということ。

その経験があったから、あの闇を経験できたし、そこから色んなものを掴んで這い上がってくることができた。

そんな自分を、愛することができるようになりました。

そして、全ての存在に感謝することができるようになりました。

そして、私も、あなたも、全ては一つなのではないか、と抱いていた思いは、確信に変わりました。

なーんだ。

みんな、一緒だったんだ。

いいやつも、悪い奴も。

私も、あんたも。みんな、一緒。

私はあなた。あなたは私。そんな感じ。

だから、私が私を愛していれば、それが周りのもの全てを愛することになるんだ。

そういう考え方って、なんとなく、わかりますか・・・?

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