不登校児の親が抱えるストレスその3(カウンセリングは効果ある?)

不登校かも?と思ったら

不登校児の親が抱えるストレスシリーズ第3弾の今日は、子供が不登校かも!?と思ったら考える、カウンセリングについてお伝えします。

お腹が痛い、具合が悪い、という状態から休みがちになったお子さんのことを、いよいよ「これって不登校じゃない?」と親が思い始めてしまうと、親は急に不安になって色々と調べてしまうものです。

私もその一人でした。

不登校という言葉だけでなんだか「まずい!なんとかしないと!」ととにかく焦ってしまって、なんとかするために、それ相応のところに相談しなくては!

と思ってしまいました。

この頃は、子供の気持ちに寄り添うなんて余裕はなく、とにかく学校に行っていた頃の子供に戻ってほしくて、学校に普通に通えるようになるためにはどうしたらよいのか?ということしか考えていませんでした。

この頃の私なりに、親として、子供のことを精一杯考えて行動していたんですよね。
だからカウンセリングがどうだったかは置いといて、とりあえずそれも良い経験でした!と、今なら言えるのですが…

ネットでググりました

不登校なんて、自分の子供には関係ないと思って生きてきたので、今までそんな情報には全く無頓着でした。

色々調べると、役所がやっている相談窓口もありました。
不登校児に関する専門ではないですが、”育児の困りごとはここ”みたいなものはあって、すぐに電話したんですね。

まぁ当然と言えば当然なのかもしれないけど、電話では全然理解してもらえない。
今の状況を説明すると、

  • え、それで家にずっとお子さんを一人で置いて仕事してるんですか?
  • お子さんのお昼ご飯は毎日どうされてるんですか?
  • 学業の方はどう考えていらっしゃるんですか?
  • フリースクールとかには行かせないんですか?

とか、なんとか・・・

なんか私が責められているような質問ばかりされて、とても嫌な気持ちになったのを覚えていますね。
たまたまあたりが悪かったのかもしれないけど、学校に行かなくなった子供や親のことなんて、これっぽっちも経験も想像力もない様子。

これじゃダメだと思い、さらに調べてみると、不登校専門の相談機関がありました。
でも高い、結構高い。

それでもその頃の私には、背に腹は代えられない。とにかくこれで少しでも登校してくれるようになれば!という思いがありました。

でも今思うと、「登校して欲しい!」の裏側には

  • 登校してくれたら当たり前の日常に戻れる
  • 登校してくれたらお昼ご飯の心配をしなくて良い
  • 登校してくれたら仕事に集中できる
  • 登校してくれたら私のストレスが減る

と、全て私目線の欲望しかなかったです。はい、ごめんなさい、息子。だって本当に辛かったんだもん、毎日。

そんな理由で選んだ、ちょっと高いけど不登校児のカウンセリングを専門でやっているらしいところへ、息子と通うことになりました。

カウンセリングを受けて良かった?

そうですね。
ある意味では良かったですね。
今考えれば、メリット・デメリットがあったなぁと思うので、ちょっと書いてみます。(今になってから思うことです)

  • メリット
    • 一時的に子供の話し相手になってくれる
    • 親子共に心理テストをしてくれたので現状が分かった
    • こういう場所があるんだということを学べた
  • デメリット
    • お金がかかる
    • 通うための時間が取られて普段より忙しくなってしまう
    • (兄弟がいると)下の子の相手をする時間が減り下の子のストレスが溜まる
    • 学校に行けるようになることが目標なので、うちの息子の事例では今一つピントがずれていたように感じた
    • HPにはラポールをなんちゃらと素晴らしいことが書いてあっても、やっぱり信頼関係を築くことは難しかった(のちに子供も本音は話せなかったと言っていた)
    • カウンセラーさんなので、親の気持ちを十分に分かってくれたようには感じられなかった(カウンセラーさん自身が不登校の子供を持ったことが無い)
    • そもそも、不登校になる仕組みの根本的なところを理解していないように感じた

あれ、ちょっとディスっちゃってる?
いえいえ、たぶんこの相談所さんとは、うちの息子の不登校の事例が、なんというかそぐわなかっただけかもしれません。あくまでも私たち家族にとっては、全体的にデメリットの方が多かったんですね。

まぁ焦って「なんとかしないと!」と飛びついただけあって、料金は高かったけれど、どうしても不信感がぬぐえないままでしたね…。(っていうか私自身が、もともとカウンセラーさんに対して不信感があるのですが(汗))

それでも息子が学校に行くようになるのなら!と、数か月も通い、かなりのお金を使ってしまいました…(涙)ぐふぅ…

5月のGW明けから学校を休みがちになった息子ですが、この相談所に通い始めたのは5月の半ばからだったので、私は相当焦っていたんですね。

そして、とうとう学校に・・・!

毎週末こちらの相談所に通った効果あってか、なんと7月頃には「夏休み明けに学校に行ってみる」という目標まで立てていたのです。

そして本当に夏休み明けの8月末、学校に登校したんです!

この時は、

やったー!また元に戻れたーー!と、超ウキウキで出社したのを覚えています。

「いってらっしゃい!」と子供を見送ることができることが、こんなにも幸せなことだなんて!!
神様!私はいままで知りませんでした!
こんな幸せを教えてくれてありがとうございます!!

私はクリスチャンではないですが、この時ばかりは神に感謝しましたね(笑)

そしてあの相談所、ばんざーい!
これから誰か不登校で困っている人がいたら、真っ先にあそこを教えてあげよう!とか思っていました(笑)

会社に行っても、近しい数人には「子供が学校に行けていない」と言うことを話していたので、嬉しくて仕方なくて、「今日学校に行ったんですよ!」と、一通りの人に報告したりしてました。

束の間の喜びだとも知らずにね…(笑)

この頃私は自分の手帳に、息子が学校に行かなかった日をバツ、行った日を〇で印をつけていました。(落ち込むんだから、そんなのつけなきゃいいのに…)

数か月ぶりのマル印に浮かれすぎて、でも帰ったらあまり息子に質問攻めしないようにしよう!とか色々なことを考えて、仕事もウキウキと楽しく済ませて、鼻歌なんか歌ったりして、人生バラ色でした。(超極端)

そしてまた不登校に!

いやー、何日だったかなぁ。

最初の一週間は毎日行ったような気もするなぁ。(手帳を見たら分かるけど、もう面倒w)

次の週から、1日おきになり、2日おきになり・・・

そしてその理由も、前までの”お腹痛い”とはちょっと違う、「気分が乗らない」とか「行きたくない」とかいうことをハッキリ言うようになってきていました。

その頃は、「あ、そうなの。今日は気分じゃないのね」と、その言葉を受け入れている私もいたりして…(大分成長した)

今思えば、数か月不登校をしている間に、息子は大分色んな意味で成長していたんだと思います。

年齢的にも、13歳から14歳になる多感な時期。
パソコンを預けて音楽をやっている合間に、色々な情報をネットから得ていて、学校や社会のことに疑問を抱き始めていた時期でもありました。

世界の学校の事情などを、そういえば熱心に話していたなぁ、な~んてことを今になって思い出します。(その頃はふーん、詳しいね、くらいにしか思っていなかった。だいたいそんなもん。後になって気づく!)

せっかく学校に行き始めたのに、そんな息子を温かく受け入れてくれなかった中学校・・・
そりゃ、行きたくなくなるよね、ということが次々と起こり、最終的には私までが、

そんな学校行かんくていーわ!(何弁?)

と認める事態になってしまっていました。(担任の先生、ごめんね)

親失格でしょうか。
でもね、個人の素晴らしさを認められない教育なんて、私はちょっとどうかしてると思う。

髪型とか服装とかそんなどうでも良いことばっかり気にしてる暇あったら、個々の素晴らしさを発見する時間にあてようよ、って本気で思います。

私の息子は、本当に正直で正義感が強くて、まっすぐな人間です。
汚いことをいくらやっても、見た目を素晴らしく整えている方が良い点数をもらえる教育は好きじゃない。

そんな風に思い始めてから、私たち親子の考え方が変わってきました。

不登校だけど、何か?

今の社会では、まだまだ義務教育を受けないこと自体ものすごい”悪”だと思われているので、あまり容認される考え方ではないかもしれませんが、私が大切にしているものは、”善”でも”悪”でもありません。

カウンセリングでも拭えなかった不信感や違和感は、

  • 不登校から抜け出すために
  • いつか学校に行けるようになるために
  • 日常を取り戻すために

という的外れなテーマだったということがわかりました。

不登校になってからの学校とのやり取りで、その不信感、違和感の根っこである、子供の可能性や多様性を決して認めようとしない学校教育に抱く強い不信感が、確信に変わってしまったという、私自身の心境の変化も重なりました。

うちの息子は、とても繊細な子です。
感受性も強く、気づきが多い子供です。
そして、正義感が強いので、曲がったことは嫌いです。
更にはっきりモノ申してしまうタチなのです。

こんな子が、今の学校の現状

  • 理不尽なことがあっても子供は命令に従う
  • 言いたいことがあっても場の雰囲気を読んで我慢する
  • いじめを目撃しても仕返しを心配して言い出さない
  • 理由は明確でないけどルールに従うことが絶対(校則など)

こんな雰囲気の学校で、なじめると思う?

無理ですよ(笑)

明らかにおかしいことを、おかしいと発言すると、呼び出され、指導される。授業の時間を潰してまで、そんなことする?それ洗脳じゃない?

そんなことが度重なり、ちょっとそんな学校行かなくて良いよ、となってしまいました。

初めは「不登校なんてとんでもない!」とプンプン起こっていた祖父母も、学校とのやり取りを目の当たりにして、だんだん納得してきたほどです。

なんでそんなことになっちゃったんでしょうね、今の学校。
昭和じゃないんだから、令和なんだから!

退化してどうするんだ…

義務教育は絶対!という考えがまだ根強い世の中なので、賛否あると思いますが、そうはいってもその型にはまれない子も絶対いるんです。

同じ型にはめることだけが全てではありません。
とても大変なことですが、その子供の個性を最大限に発揮できるように、学校にそれを望んでも無理なので、親がやってあげるしかないよね。

そう、めっちゃ大変だけど(笑)

こんな経緯から、中2の秋にはすっかりまた不登校になってしまいました。

でも放送委員会の当番の時には、自ら曲を作って登校したりする、不思議な息子の不登校生活第2シーズン(勝手に)が始まりました。

この頃は、なんていうか、私も息子も当初のような暗~い感じの不登校生活ではなく、「え!今日学校行くの?本気?」みたいな、明るい生活になっていました。

学校に行ったとしても一喜一憂せず、今日は用事があったから行った、今日は他にやることがあったから家にいた、ただそれだけ。とシンプルに考えるようになりました。

何より、学校に行くことに執着しなくなったので、「今日も学校に行けていない・・・」と暗く考えることがほとんどなくなってしまいました。

それもどうなの?と最初は思っていましたが、はるかに精神状態は軽いですから、こっちの方が良いに決まってる!と勝手に思っていましたね。

でもそれも全員がそうかどうかは分かりませんよ。
私のように、義務教育だって受けられなくても仕方ないと思っちゃうような考えの人でないと、難しいでしょうね。

でもね、そこまでしないと、息子の精神状態は守れなかったと思っていますよ。
無理強いして学校に行くことを常に目標にしていたら、息子は別の意味で壊れていたんじゃないのかなぁ。

おかげさまで、不登校中も、ニートの今も、普通に会話する子です。反抗ももちろんありますけどね。

言いたいことはめっちゃ言ってくるし、自分の気持ちとかも真面目な話しの時には話してくれるので、周りの親御さんたちからも、そこまで子供と会話できるのはすごい!と言われますが、たぶんここら辺、彼のことをマルっと認めているからだと思います。(自画自賛)

表面上で、認めているふりをしていた時は、ダメでしたけどね!
本気で降参して、本気で認め始めてからは、息子も本音を言ってくれるようになりました。

こちらが腹を見せないと、おまえも見せないってわけか…

なんか長ーくなりましたね。
夜に書く記事は止まらなくなるなぁ、危険。

それでは次の、不登校児の親が抱えるストレスシリーズは第4弾「普通の子供が羨ましい」についてお伝えします、お楽しみに!

それでは今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました~!



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